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「はんとけん体操」と「いきいき元気体操」で健康に!―三股町が取り組む「足もと元気教室」/足もと元気教室による介護予防―“足もと元気教室リーダー”が教室運営の大きな力に
谷口 さとみ
1
,
川原 瑞代
2
1三股町町民保健課
2宮崎県立看護大学
pp.257-259,302-305
発行日 2009年4月10日
Published Date 2009/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664101180
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三股町は転倒予防と閉じこもり予防を目的とした「足もと元気教室」を展開中。「はんとけん体操」と「いきいき元気体操」という2つの体操を中心とした教室は,養成講座で誕生した“足もと元気教室リーダー”が普及に大きく貢献。参加者の体力測定にも効果をもたらした教室が,三股町を元気にしている。
三股町の概要
三股町は,宮崎県の南西,都城盆地の南東部に位置し,西に霊峰高千穂峰を望み,鰐塚山系が育む豊かな緑に囲まれた人口約2万5000人の町です。昭和50年代から,隣接する都城市のベッドタウン化が進み,人口は増え続けています。
農業,畜産業が盛んですが,最近では日本最南端の「どぶろく特区」として認定され,商工会では「ん(運)のつくまち」として濁酒を使った新たな商品開発に取り組んでおり,商工業も活気に満ちています。2008年5月には町制施行60周年を迎え,「町は還暦!さあこれから」をキャッチコピーに,町民と協働のまちづくりに励んでいます。
保健師は6名おり,赤ちゃんから高齢者までの健康づくりを健康管理センターを拠点として行っています。現在,健康管理センターには3名の保健師が配置されています。
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