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二次予防事業対象者のための介護予防―八千代町が取り組む「元気はなまる運動教室」/みんなの笑顔に“はなまる”です―八千代町による「元気はなまる運動教室」の取り組み
塚田 昌子
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1八千代町役場福祉保健課地域包括支援センター
pp.435-437,486-491
発行日 2016年6月10日
Published Date 2016/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200459
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八千代町の概要
茨城県八千代町(以下,本町)は関東平野のほぼ中央,茨城県の西部に位置し,東西は約7.7km,南北約12.4kmの,地勢がほぼ平坦で自然災害等も少ない地域です(図1)。
中心産業は農業で,鬼怒川沿いの北東部の地域では稲作や梨の栽培が盛んで,南部では畑作の農家が多くなっています。主な特産物は白菜であり,その生産量は全国1位を誇っています。
茨城県八千代町は,筑波大学と協力し,二次予防事業対象者のための介護予防教室として「元気はなまる運動教室」を開催。約3か月間,週1回,全12回のプログラムからなる教室は,運動機能を高めるだけでなく,人と人のつながりを育み,参加者に笑顔をもたらしている。「元気はなまる運動教室」から発展した「卒業生教室」「元気満点教室」を含め,その取り組みを紹介する。
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