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地域資源を生かした健康志向時代のまちづくりをしたい!―病院と連携した「森林セラピー基地」として/病院と連携した「森林セラピー基地」としてのまちづくり
武田 民江
1,2
,
三島 英子
3
1飯山赤十字病院健診部
2前飯山市保健福祉課
3飯山市観光課
pp.1-3,34-37
発行日 2009年1月10日
Published Date 2009/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664101127
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飯山市では,森林セラピーのまちづくりのために,観光課職員・専門員(看護師・栄養士・温泉入浴指導員)・保健師・健康運動指導士による人材育成のための認定講座に力を入れ,事業を充実させてきた。また,市民にも講座を公開し,森林セラピー体験のイベントを開催,まちぐるみの取り組みにしようと力を入れている。
飯山市は2006(平成18)年4月「森林セラピー基地」の認定を受けました。森林セラピー基地とは,整備された森林環境での人による生理実験をとおし,リラックス効果が医学的に実証され,関連施設面においても優れていると認められた地域です。森林セラピーは「森林浴」とは異なります。森林セラピーが森林浴と区別されるのは,リラックス効果が実証されているという点です。
飯山市は,飯山を訪れた皆様に心の疲れをリフレッシュしていただき,元気を取り戻していただくことを願ってプログラムを用意しています。また,健康増進に寄与できる地域として発展していきたいと考えています。
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