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特集 地域母子保健への取り組み
海外文献紹介
地域病院を基地にした産科プライマリー・ナーシング
Communy Hospital-Based Obstetrical Primary Nursing
松本 友子
1
Margaret Dickson
1聖隷学園浜松衛生短期大学
pp.661-663
発行日 1983年8月25日
Published Date 1983/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206289
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出産期間中には伝統的にプライマリー・ケアがされなかったといって,その必要がないわけではない。以前は稀にしか行なわれていなかった妊婦学級も今では大いに普及し,必要で大切なサービスだとされている。看護婦には,看護介入の必要性を証明し,その影響の大きさを訴える責任がある。患者へのより良い援助を考えるならば,その目標に立ち向かっていかなければならない。
子どもの誕生を迎える家族には,その妊産褥期の難しい時期を支えることが,家族機能の向上を促す助けとなるかもしれない。家族単位の機能を改善することならばどんなことでも地域の利益につながるのである。
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