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連載 英国レポート 公衆衛生を担う保健師の価値・3
ヘルスビジターが守り抜く原則と歴史に学ぼう
Shall we learn from the history and principles which are abided by health visitors ?
岡本 玲子
1
1岡山大学大学院保健学研究科
pp.720-727
発行日 2007年8月10日
Published Date 2007/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100833
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公衆衛生を担う保健師の価値をテーマに,英国の資料をもとに書きつづってきた連載の最終回。今回は,英国で公衆衛生を実践する人といえばこの人! というヘルスビジターに焦点をあて,その歴史と資格にまつわる話から考えていきます。
表1は英国と日本の看護職の登録数を比べたものです。人口は日本の約半分の英国ですが看護職の数は同じくらい,つまり人口割りでは英国は日本の約2倍の看護職がいるということがわかります。また,看護職全体における保助看の割合は,助産師は英国が日本より多く,保健師は日本が英国より多いことがみてとれます。
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