特別企画 [対談]
歴史から学ぶということ
宮里 和子
1
,
大林 道子
1国立公衆衛生院衛生看護学部
pp.310-318
発行日 1988年4月25日
Published Date 1988/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611207360
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お産をとり巻くわが国の状況は,戦後,GHQ主導の改革によって急激な変貌を遂げた。しかしその変化は,日本社会の伝統によって準備された歴史的必然であり,お産の主体である妊産婦の利益につながるものだったのだろうが?
戦後40余,子産み・子育ての今日的状況とその中での助産婦業務の有り様を総括し,戦後の改革の意味をもう一度問い直す時期ではなかろうか。
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