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スローライフの島・徳之島!―ふるさとの味でまちおこし/自らが都会へ情報発信―珈琲栽培で人を集めよう
金丸 弘美
1,2
1ライターズ・ネットワーク
2ニッポン東京スローフード協会
pp.205-207,242-246
発行日 2004年3月1日
Published Date 2004/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100460
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奄美諸島・徳之島は,鹿児島から南に468キロ。飛行機で約1時間。
亜熱帯で年間平均気温は21度。基幹産業は農業。
のんびりしているようだが,スーパーや海外の食材も大量に流れ込み,農業は先行きがみえない。
そのなか,いま新たな活路を見出そうという動きが始まっている!
珈琲の木に実ったネットワーク
■珈琲オーナーの会結成
珈琲のオーナー制は,東京・下北沢の小さな自家焙煎の珈琲店『カヲリの木』(現在は横浜で営)の狩野知代さんに,知人を介して奄美諸島・徳之島の珈琲の話をしたことから始まった。彼女がぜひそのコーヒーを飲んでみたいということで,徳之島で珈琲を栽培している吉玉誠一さんから200gの珈琲を送ってもらい,店で試験的に20名に提供することになった。
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