特別記事
保健師活動とIT
守田 孝恵
1
,
畑下 博世
1
,
石川 由美子
1
1山口大学医学部保健学科看護学専攻地域・老年看護学講座
pp.248-252
発行日 2004年3月1日
Published Date 2004/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100461
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いまや「ITは日常」の時代
「情報を作成・提供・交流・備蓄するための電信とコンピューターを媒介とした技術」1~3)と説明されるIT(Information Technology:情報通信技術)は,数年前までは“新しい高度な新兵器”とイメージがありました。ある著名人が「IT is」という原稿を「It is」と読み上げたという失敗談が話題になったこともありました。
ところが現在では,「IT」というアルファベットは抵抗なく目に入り,街を歩くと,携帯電話,メール,インターネットなどのITを利用している人びとに多く出会います。キーボードが大きめの高齢者向け携帯電話もセンス良くデザインされ,売り場のなかで目をひく存在になっています。筆者も思わず手に取り,購入しようかと考えていたところ,店員さんに「これはまだちょっと早いでしょう」といわれて,少しだけ安心した気分(?)になりました。
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