学院長より一言
看護教育の理想と現実
山形 敞一
1
1東北大学医学部付属高等看護学校
pp.52-53
発行日 1967年11月1日
Published Date 1967/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908892
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まえがき
私が科長会議の席上,突然に高等看護学校の校長をやるようにという推薦を受けたのは,昭和36年5月だったかと思う。そのとき私の脳裏に浮んだのは次の3つの事柄であった。そのとき,私の考えるような看護教育の実現に,大学病院の全科長並びに婦長の協力が得られるならば,引き受けてもよいと述べて,同年6月1日校長に就任してから,早くも7年経ってしまった。それで,この機会に,そのときに私の描いた看護教育の理想像について述べたいと思う。
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