講座 日本の看護の歴史・16
現代・2
現在の医療 [1]現代の国民生活と健康/[2]基準看護/[3]看護婦の労働とストライキ/[4]多様化する看護教育
遠藤 恵美子
1
,
加藤 文三
1
,
上坂 良子
1
,
坂本 玄子
1
,
高橋 政子
1
,
名原 壽子
1
,
渡部 喜美子
1
1看護歴史研究会
pp.692-699
発行日 1988年11月25日
Published Date 1988/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908570
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1955年頃から始まった技術革新は,1960年代から,経済の高度成長と産業の構造的変革を伴って進められ,日本は資本主義諸国でGNP第2位にまで発展した.この時期は,同時に公害が激増した時期でもある.
アメリカのベトナム侵略戦争の敗退が原因で,1971年からドル危機が始まり,73年からは石油ショックで世界資本主義は戦後最大の経済危機に直面した.この激動の時期に,日本の国民生活はどのように変貌したのであろうか.
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