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基礎看護技術教育の授業設計—筋肉内注射の目標行動の論理分析
中山 幸代
1
1東京都立府中看護専門学校
pp.675-680
発行日 1987年11月25日
Published Date 1987/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908439
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問題の所在
看護基礎教育課程における看護技術の到達目標については,学校と臨床の看護管理者の間に不一致があると吉田時子等は報告している1).同時に学校間の格差のあることも,川出富貴子等によって述べられている2).
上記のことは,学生が各科で最低限習得すべき技術の範囲の決定と,技術の習熟度の評価に不一致があることを意味している.その結果,卒業後技術に弱い看護婦との批判を受けている.
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