研究 学生の事例研究
卒業時看護事例研究にみるターミナルケアに関する基礎教育の実態—昭和56年〜61年までの過去6年間の事例研究より
寺崎 明美
1
,
市村 久美子
2
,
三松 淑恵
3
1北里大学看護学部
2筑波大学医療技術短期大学部
3元:筑波大学医療技術短期大学部
pp.666-674
発行日 1987年11月25日
Published Date 1987/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908438
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はじめに
高齢化・核家族化が進み,死生観の変化に伴う施設内での死の増加,医療技術の進歩がもたらす諸種の問題など,死の看とりの医療が問われる昨今である.
大学病院ではターミナルケアが多くを占めており,看護学生も死を避けては通れない現実にある.しかも,死に遭遇したことのない学生がほとんどで,不安やとまどいが多くみられる.
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