焦点 教育の場における看護研究
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教育の場における研究—昭和52〜56年の5年間を対象として
飯田 澄美子
1
,
杉本 正子
1
,
山口 明子
1
1神奈川県立衛生短期大学
pp.365-370
発行日 1982年7月15日
Published Date 1982/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201044
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はじめに
看護教育の場で,教員によって行なわれる研究・報告は,最近とみに多くなってきた。昭和43年以来,改正されたカリキュラムによって教育が行なわれてきたが,その成果が発表され,検討されてきたことはよろこばしいことである。しかし,その内容が,単なる報告にとどまることなく,検討されたよい内容のものは,さらに発展させるべく心がけ,問題があれば,それを改善すべく工夫を行ない,学生1人1人の教育のあり方を基礎におきながら,教育の質の面から,教師自身のあり方からも,検討し,改善し,発展させていくことが望まれるのである。
今回,私どもは,最近5年間に報告されている看護教育(特に基礎教育を中心に)に関する論文・報告の内容の実態を把握し,分析して,今後の参考資料としたいと考えた。
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