特集 老人の褥瘡
老人の褥瘡とそのケアに関する実態調査
賀集 竹子
1
,
大淵 律子
1
,
早川 美枝
2
,
小林 万里
3
,
吉田 志津江
2
,
島田 美代子
2
,
新井 勝江
2
,
和田 満智子
2
,
永田 ちか子
2
1東京都老人総合研究所看護学研究室
2東京都養育院付属病院看護科
3東京都養育院付属病院看護教育科
pp.355-368
発行日 1978年4月1日
Published Date 1978/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918364
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
老人は,心身の老性変化,退行変性などから,褥瘡が発生しやすく,また一度発生すると非常に治りにくく,その治療にはたいへんな労力と時間を費すことになる.入院患者の多くは,身の回りのことが自分でできず,日常的な世話のすべてに看護婦の手を必要としており,それらの世話の1つ1つが褥瘡予防と非常に密接な関係にある.そこで,どのようにすれば褥瘡予防が可能となるのかを検討するために,褥瘡形成患者の実態調査を行った.
Copyright © 1978, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.