講座 日本の看護の歴史・3
前近代
[3]律令制のなかの医療(医疾令)/[4]僧侶の救療活動/[5]施薬院・悲田院
遠藤 恵美子
1
,
加藤 文三
1
,
上坂 良子
1
,
坂本 玄子
1
,
高橋 政子
1
,
渡部 喜美子
1
1看護歴史研究会
pp.624-631
発行日 1987年10月25日
Published Date 1987/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908430
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日本古代の医療制度を知る手がかりは,大宝律令,およびその一部を改定した養老律令(718年)のなかにある医疾令(いしつりょう)の条文である.
医疾令だけでなく,どのような病気があったかは「戸令」(こりょう)で,医療体制や官職については「職員令」(しきいんりょう)によって知ることができる.これらの制度は実際にどのような役割をはたしたのであろうか.
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