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「理念に基づいた理論と実践の展開が必要です」
長浦 レイ子
1
1新潟大学医療技術短期大学部
pp.577
発行日 1987年10月25日
Published Date 1987/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908422
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長浦先生は,国立短大看護学科連絡協議会にカリキュラム委員会ができて以来,そのメンバーとなって,よりよい看護教育カリキュラムを作るために努力してきた.
‘看護教育は制度的にも内容的にも見直しが必要な時期にきており,看護教育に必要な本質をふまえて,理念や理論をいままでのワクにとらわれない広い視野から,国際的に見てもはずかしくない内容のものを作っていく必要があります.新しいカリキュラムを作るための作業を通じ教育現場では人員の問題を含めて,多くの困難な問題を抱えており,その困難さの中に埋没してしまっているのではないかということを感じました.今必要なことは看護の理念や教育の理念をきちんと確立し,これまでの看護のフレームを再検討していくことです’
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