特集 学生と読書
感性を科学にと願って
守屋 宮子
1
1奈良文化女子短期大学
pp.592-597
発行日 1987年10月25日
Published Date 1987/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908426
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はじめに
今回,‘看護学生と読書’というテーマで原稿の依頼があった.おそらく入学早々の学生に対し,各教科,特に看護学の担当者からはおびただしい数の本が紹介されて,さらに課題としてレポート提出を求めているのが,大方の看護学校の状況ではないかと推察する.
かくいう私自身も看護学総論を担当する中で,当然のように十数冊にのぼる本を紹介し,そのうちの数冊は長期休暇中の課題とし,休み明けとともにこちらの首が回らなくなるほどのレポートの山と格闘するのである.
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