特集 学生と読書
図書委員としての1年間の活動をふりかえって
小竹 愛子
1
,
鈴木 偉代
1
1浜松市立看護専門学校
pp.598-602
発行日 1987年10月25日
Published Date 1987/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908427
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はじめに
日進月歩の医療の現場にあっては,看護婦として最新の情報を得ていくことは,必要不可欠である.看護学を学ぶ学生にとっても,教科書以外の本を読むことは,専門知識を深め,思考力を高め,ひいては人間性を豊かにするという利点がある.しかし,本校においては,手続きをとらずに借りる,借りたまま返さない,図書の本の購入の希望がほとんどない,講義時すすめてもあまり読まれていないなどの現状がみられる.そこで,年2回の図書点検,利用状況調査,アンケート調査,学生図書委員会,職員図書委員会など図書委員としての1年間の活動をふりかえり,看護学校における図書委員の役割について考察したので報告する.
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