特集 看護理論の構造式化・1
日常生活の援助の具体的到達目標について—食事の援助を中心に
斉藤 とも子
1
1北海道美唄聖華高校
pp.559-565
発行日 1986年8月25日
Published Date 1986/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908268
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はじめに
本校では2年有余の基礎的看護教育を受けた3年生に,これらを応用発展させるために看護臨床実習を実施している.実習目標である‘受け持ち患者の看護計画を立案し,日常生活の援助を実習する’を達成させるために,内科病棟で受け持ち制をとり,週4日間の実習で3週間行っている.この実習目標を達成するには,患者は千差万別であるので,個別性を把握し,看護することは非常に困難である.
そこで,日常生活の援助ができるための具体的到達目標の必要性を痛感し,校内における看護教育のあり方,指導法の工夫,評価方法について検討を試みたので紹介し,その批評を得たい.
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