NURSING EYE
臨床実習における学生への援助を振り返って
一戸 とも子
1
1弘前大学医療技術短期大学部看護学科
pp.643-645
発行日 1983年11月25日
Published Date 1983/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907883
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‘学生時代に自ら学んだという体験は非常に大切であり,この体験をもつために必要なことは,まず自由な時間であり,そして学習の援助者である’1)
自ら学ぶことは講義や実習時に限らず,学ぼうとする積極的な意欲があれば,いろいろの機会や場において可能である.そして,患者を全人的に理解しようとするなら,医療や看護に限らず広く学ぶことが大切であろう.しかし,臨床看護においては患者を対象とすることから,実習を通して自ら学習した体験は,看護する上で大きな支えとなり,よりよい看護を目指して学習しつづけていく動機づけとなるものと考えられる.
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