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看護学総論実習を振り返って
新田 麗子
1
,
八頭司 佳世乃
2,3
1東京都立松沢看護専門学校
2元:東京都立松沢看護専門学校
3現在:都立駒込病院
pp.84-94
発行日 1979年2月25日
Published Date 1979/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907306
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はじめに
私たちは,松沢看護専門学校の4回生の学年担当として,入学から卒業までの3年間(昭和50年4月-53年3月)かかわってきた.この3年間の中では,1年生の初めての基礎実習(看護学総論実習)が,その後の実習にかなりの影響をおよぼしたのではないかと強く印象に残っている.
基礎実習について,教育目的や,どのような卒業生を育てるのが望ましいかなど検討する中で,実習目的・方法が絞られてきた.すなわち,看護の必要性とは何か,そのための援助方法は何かと具体化し,次のような記録項目を出した.
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