学生の眼
患者からの学び—3年間の実習を振り返って
高橋 美智子
1
1国立療養所久里浜病院付属高等看護学校
pp.958-961
発行日 1980年9月1日
Published Date 1980/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922690
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1年生時の実習から
患者はS氏,46歳,女性.病名は血栓性静脈炎.
1年次の第2期看護学総論基礎実習(7日間)で,S氏を受け持った時だった.S氏は,血栓性静脈炎を起こしている足を,ブラウン架台で挙上していた.排泄だけはベッド下で行っており,身体的援助より精神的援助が必要な患者だった.
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