看護研修学校同窓会第3回研究セミナー報告 看護教育におけるカリキュラムの概念的枠組み・2
概念的枠組みをどのように作成するか
中井 敏子
1
,
山崎 慶子
1
,
森 芳子
1
,
石鍋 圭子
1
,
上垣 多寿子
1
,
小野 笑美子
1
,
堀田 美鈴
1
,
加藤 和子
1
,
藤原 泰子
1
,
佐藤 蓉子
1
,
小島 操子
2
1セミナー準備委員会
2千葉大学看護学部
pp.57-60
発行日 1979年1月25日
Published Date 1979/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907300
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I.演習(グループワーク)への導入
演習への導入として,前回報告した‘看護教育カリキュラムにおける概念的枠組みの位置づけ’の中で,カリキュラムが作成されていく過程,すなわち,哲学の作成,目的・目標の決定,卒業時の行動目標の設定,概念的枠組みの作成,水準別行動目標の設定,教科別行動目標の設定の6つの段階をふむ必要性と,その中で概念的枠組みが重要な位置づけにあることを学んだ.
次いでMs. Laurie Glassの‘看護教育カリキュラムにおける概念的枠組み’の講演により,概念的枠組みの歴史的背景,概念的枠組みとは(定義・機能),言葉(理論,理論表示,概念,概念的枠組み,モテル,原理,哲学,筋道またはより糸)の定義とそれぞれの言葉の関係,概念的枠組みの必要性,概念的枠組みと看護教育,研究,実践との関係ならびにその利点を学んだ.
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