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助産婦教育における今後の問題点
新道 幸恵
1
,
西野 加代子
1
,
宮本 昭子
1
1弘前大学医療技術短期大学部専攻科
pp.417-420
発行日 1978年7月25日
Published Date 1978/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907226
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はじめに
私たちは当専攻科において,この3年間,助産婦教育に関する検討を試みてきた.最初は助産婦教育と密接不離な助産学の定義づけを試みるとともに,助産婦業務について検討した.その結果,助産婦教育の現在や今後のあり方を検討するために,もう一度原点に立ち返って見る必要性を感じ,助産婦教育や助産婦業務について,歴史的に検討してみた.次いて,全国の助産婦学校の教務主任の方々にアンケート調査を依頼し,助産婦教育の現状の理解にも努めてみた.
これらの,助産婦教育や助産婦業務に関する検討の結果,今後の助産婦教育のあるべき姿について,私たちなりに一応の見解をまとめることができたので,その見解と,現状の問題点とを簡単に述べてみたい.
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