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看護生理学実験—成長段階における保温を考えるための基礎実験
伊藤 明子
1
,
三原 勉
1
1大阪府立白菊高等学校
pp.421-425
発行日 1978年7月25日
Published Date 1978/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907227
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はじめに
高等学校指導要項では,衛生看護科の目標は第1に教科の基本的な目標として,看護に関する知識と技術を習得させ,看護を適切に行う能力と態度を養うこと,第2に看護技術の習得の立場から,看護技術の科学的根拠を理解させ,その改善・進歩を図る能力と態度を養うこと,第3に看護者の社会的立場から看護の社会的意義を理解させ,看護に従事する者としての望ましい心構えと国民の健康の保持増進に寄与する態度を養うことをあげている.
本校では,第2の目標である看護技術の科学的根拠の理解を図るため,すでに1974年に専攻科における教育研究‘看護生理学実験・そのⅠ’として.経鼻カテーテル法による酸素吸入の接続管の内径と酸素流量の関係,‘そのⅡ’として,経鼻カテーテルの物理実験(弾性と挿入方法—経験技術)の発表を行った.
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