助産婦教育における実習指導の実際
Ⅲ.効果判定
新藤 幸恵
1
,
三浦 育子
2
,
今川 ヨシエ
2
,
高木 紀子
2
1弘前大学医療技術短期大学部助産学科
2山口県立術生看護学院助産学科
pp.357-363
発行日 1976年6月25日
Published Date 1976/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906994
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はじめに
助産婦教育における専任実習指導教員の役割について,第1報(本誌Vol. 17 No. 4)では,学院籍の臨床実習指導教員がどのような役割を持っているか,また専任教員や実習病院スタッフの協力のもとに,どのようにその役割を果たしているかを述べた.第2報(Vol. 17 No. 5)では,‘実習形態と実習指導方法’と題して,助産論実習のうち産婦看護(助産を含む)と母子保健管理実習のうち,妊婦の健康診査と保健指導に教員指導のウエイトを置きながら,実習進度にそって各段階ごとに実習科目別実習指導方法について述べてきた.
そこで今回は,これまでのまとめとして,教員による実習指導の効果について,1)実習項目の経験数,2)能力の上達度,3)教員の業務量などの側面から考えてみたので報告する.
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