助産婦教育における実習指導の実際
Ⅰ.専任実習指導教員の役割
新道 幸恵
1
,
三浦 育子
2
,
今川 ヨシエ
2
,
高木 紀子
2
1弘前大学医療技術短期大学部助産学科特別専攻科
2山口県立衛生看護学院
pp.227-230
発行日 1976年4月25日
Published Date 1976/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906978
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はじめに
看護教育において,専任の実習指導者の必要性が叫ばれて久しい.真野宮雄氏1)も述べているように,その設置の仕方には各学校の特殊性に応じて種々の形態がみられる.山口県立衛生看護学院(以下,当学院と記す)では,昭和46年4月,看護婦教育・保健婦教育・助産婦教育が統合され,専任の実習指導者が学院教員籍で設置された.以来,その在り方について試行錯誤のうちに検討を加えてきたが,ここに学院発足時より昭和48年度までの経過と状況を3回にわたって報告し,諸賢の御批判を仰ぐことによって,今後の実習指導の一層の充実を期したいと思う.
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