授業研究
重症患者看護のゼミナール
吉井 勢津子
1
,
田中 松子
1
1三重県立鈴鹿高等看護学院
pp.426-430
発行日 1972年7月25日
Published Date 1972/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906607
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Ⅰ.はじめに
医療技術の発達と総合科学のうえにたつ医学の日進月歩の発展に伴って,看護婦により高度な看護技術の修得を要望する声は,きのうよりはきょうというように日増しに大きくなっている.
患者への医療行為が円滑に果たされるために,それを援助する立場にある看護婦が,より新しい医療技術の知識を身につけることは,看護婦としての基本的な条件である.しかし,技術そのものに心をうばわれるとき,患者の側にたっての援助がなおざりにされやすい.
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