想園
東海ゼミナールに参加して
松田 敏子
pp.71
発行日 1965年3月1日
Published Date 1965/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661913538
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会場へ行き第一に目についたのは東海ゼミナールという名称にもかかわらずその出席率の低さである。話し合うべき問題が我々にはないのであろうか。だがそんな臆測をよそに討論が開始されると皆ポツリポツリと話し出した。
その一つとして私たちの憩の場である寮生活を楽しんでいる人が以外に少い事である。“寮にいると何だか監視されているようでいやだ。家庭でも親の監視などがあるだろうが愛情という媒介によりひどく感じないから通学したい”という人。“寮へ入っていても完全自治ならば良い”という人。また完全自治を実施している所の話。
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