座談会
看護教育の隘路は解決できそうか—看護学校設置主体者にきく
北田 鏗一
1
,
坂木 富士男
2
,
徳平 滋
3
,
松本 隆夫
4
,
松下 清子
5
,
高橋 百合子
6
1国鉄職員局養成課
2郵政省人事局保健課保健係
3文部省大学病院課
4厚生省医務局国立病院課
5神奈川県衛生部看護係
6東京逓信病院付属高等看護学院
pp.6-16
発行日 1965年10月1日
Published Date 1965/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905519
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看護教育界が当面する厚い壁—教員不足,事務の煩雑,教材の不備,寮や舎監の問題,そして待遇の問題等等……。教務主任が3人寄れば話題となり,教務主任会議には必ず議題になる。しかしいつまでも解決の見通しは見えない。しかも先生たちを一層悩ませるのは,これらの何一つとして先生たち自身の手ではどうにも解決できない問題だということである。そこで看護学校の設置主体として責任ある立場におられる方々にお集まり願って,現状打開への見通しを伺ってみた。
この座談会の中から混迷する看護教育界にとって,一条の光明を見出すことができればと願ったのであるが……。
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