座談会
准看教育をめぐって—看護全体の問題として考えよう
井上 すゑ子
1
,
大津 妙子
2
,
近藤 静子
3
,
辻 ユキヱ
4
,
村上 トヨ子
5
,
吉田 サチ
6
1愛知県看護係
2愛知県医師会西尾准看護婦学校
3名古屋市立岡崎病院付属准看護婦学院
4国立療養所大府荘付属准看護婦学院
5名古屋鉄道病院看護婦養成所
6愛知県立中村准看護婦学院
pp.300-310
発行日 1961年6月1日
Published Date 1961/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663904045
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准看護婦も,もう8回の卒業生を出して,第1回生はそろそろ中堅として育ちつつある。その人たちは職場でどんな仕事をしているだろうか。ほとんど看護婦と同じ働き方をしなければならないのが現状のようである。准看,高看の勤務状況が全く病院によってばらばらであるからだ。ほとんど准看だけの病院もある。そこに,准看教育の困難さがある。准看の教育目的をどこにおいたらよいのか,准看教育はこれでよいのか—この准看の先生の悩みを,看護全体の問題として共通の場で考え,話しあおうではないか。
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