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連載 隣人を知ろう―真のチーム医療実現のために・4
理学療法士
Physical Therapist
横川 吉晴
1
,
福井 幸子
2
,
鷹野 和美
3
1信州大学医学部衛生学教室
2大分大学医学部看護学科
3北海道大学医学部附属病院総合診療部
pp.573-575
発行日 1998年7月25日
Published Date 1998/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903813
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資格と制度
1965(昭和40)年に施行された「理学療法士及び作業療法士法」(法律第137号)では,理学療法は「身体に障害のある者に対し,主としてその基本動作能力の回復を図るため,治療体操その他の運動を行なわせ,及び電気刺激,マッサージ,温熱その他の物理的手段を加えることをいう」と定義されています.この法律により,厚生大臣の免許を受けて,その名称を用い,医師の指示のもとに理学療法を行なうことを業とするものが理学療法士とされました.
理学療法士になるには,高校卒業後,専門養成機関で最低3年の教育を受け、国家試験に合格することが必要です.養成機関には,現在,専修学校64校(1学年定員2320名),高校専攻科(盲学校)3校(同35名),短期大学14校(同305名),大学9校(同310名)の4コースがあります.1996年現在,有資格者は17495名となっています.
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