調査研究
老人のイメージに関する研究―看護学生と介護学生のイメージの比較
後藤 真澄
1
,
東條 香代子
2
,
堀田 かをる
2
1中部女子短期大学
2大雄会一宮看護専門学校
pp.129-133
発行日 1997年2月25日
Published Date 1997/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903785
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はじめに
高齢化社会を迎えた日本で要介護老人の占める割合は,老人人口の10%内外であり,高齢者の大部分は年をとっても健康で自立し,人の役に立ちながら幸せな一生を送りたいと願っているように思う.
今後は,病気や障害とつき合いながらも,生活の質を配慮した,より健康的な日常生活がおくれるような高齢者ケアのありかたを確立する必要がある.そのためには,高齢者ケアに身近なところで関わる職種の老人に対する積極的イメージを高めていくことが,重要な教育課題であると考える.
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