調査・研究
看護学生に対する生命倫理に関する教育―医学概論の講義を通して
白神 皞
1,3
,
多田 敏子
2
,
土橋 純子
2
,
寺尾 紀子
2
,
三好 敏恵
2
,
竹内 美恵子
2
,
栄 玲子
2
,
竹岡 真理
2
1健康保険鳴門病院
2徳島大学医療技術短期大学部
3前:徳島大学医療技術短大学部
pp.623-627
発行日 1992年8月25日
Published Date 1992/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903619
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医療技術の発展,治療法の開発がなされ,医療の進歩する中で,患者の自主性と尊厳を尊重し,信頼にこたえられる医療が問われて来,医療従事者に対して,職業倫理に加えて生命倫理が求められてきている.特に,医療がキュアからケアに移った際には,重点がより患者の意思を主体とする方向に移ってくると思われる.
看護業務は,医療の一環の中で,患者との信頼関係を基にしてなされるので,当然,その行為には生命倫理学的な判断が求められる.
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