焦点
DRG/PPS時代の診療情報管理―②DRG/PPS開発のプロセス
菊池 優子
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1国際疾病分類学院・国際医療福祉大学医療福祉学部
pp.199-205
発行日 2002年3月25日
Published Date 2002/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903159
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ICD(国際疾病分類)は現在,各国の死因や疾病を報告するのに世界的なレベルで使用されている.疾病に関する統計資料を作成する上での情報源となるものであり,また病院においては索引を作る際の道具として広く活用されている.
現在,疾病についてはICD-9(第9回修正版)とICD-10(第10回修正版)とがあり,前者は1979年に出版され,後者は1994年に出版されている.なお,この他米国を中心とするいくつかの国では,ICD-9-CM(米国版ICD-9)を使用している.これは,米国で毎年修正され,出版されているものである.
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