Japanese
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臨床
ガイドワイヤーレスによる新しいPPS手術
-―VIPER PRIMETMの有用性―
Use of new PPS without guide wire;usefulness of VIPER PRIMETM
檜山 明彦
1
,
渡辺 雅彦
1
Akihiko HIYAMA
1
1東海大学医学部外科学系,整形外科学
キーワード:
Percutaneous pedicle screw
,
Minimally invasive spine stabilization
,
Guide wire
Keyword:
Percutaneous pedicle screw
,
Minimally invasive spine stabilization
,
Guide wire
pp.327-332
発行日 2020年3月1日
Published Date 2020/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000001220
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要旨:Minimally invasive spinal stabilization(MISt)は皮膚切開が小さいだけでなく,open手術よりも筋肉への侵襲が少ない。2005年頃から本邦で使用できるようになり,その適応は腰椎変性疾患だけでなく,感染性脊椎炎,転移性脊椎腫瘍,脊椎骨盤外傷,さらには成人脊柱変形まで施行されてきており,近年急速に広まっている。従来のpercutaneous pedicle screw(PPS)システムはガイドワイヤー越しに中空の椎弓根スクリューを挿入するためガイドワイヤーによるトラブルがあった。2018年から本邦で使用可能になった新しいPPSシステム(VIPER PRIMETM)は,ガイドワイヤーなしで中空の椎弓根スクリューを挿入できるため,術者の心理的負担や手術時間を短縮できる有用なシステムである。
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