看護教育研究
ネットワーク学習支援ソフトの利用結果に基づく評価
稲垣 健治
1
,
鈴木 恵理子
1
,
黒野 智子
1
,
藤本 栄子
1
,
益田 美穂子
1
1聖隷クリストファー看護大学看護学部
pp.134-139
発行日 2002年2月25日
Published Date 2002/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903146
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はじめに
21世紀に入り,情報技術革命(IT革命)に対応する社会環境の整備が急速に進展している.教育分野でもインターネットやパーソナルコンピュータの教育への応用が急速な勢いで展開されているが,日本における現状はアメリカでのそれらに比べて遅れている感が否めない1~2).
本学は看護の単科大学であるが,1999年度より大学内ネットワークの環境整備が行われ,現在では学生が電子メールを手始めに,レポート作成やインターネットを日常的に使うようになってきた.図書館を始めとし,教員による自作ホームページも学生向けに公開されるようになった3~5).本学のこのようなネットワークシステムは電算センターを中心に維持管理されている.しかし,教育内容に関わる分野については,それぞれの担当教員の積極的関与なしには充実しえない.教育支援ソフトには,その専門分野の深奥な知識が要求されるからである.
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