主張
病院機能評価結果の利用について
I
pp.511
発行日 1994年6月1日
Published Date 1994/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541901246
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病院機能評価とか医療の質の評価とか,ずいぶんと評価という言葉が人口に膾炙してきたものである.それは,多分に医療の質を評価することで,よりよい医療が提供してもらえるという期待があるからであろう.しかも,そのような気運が医療提供側からだけでなく,受療者である患者側や一般住民サイドからも高まってきたことは大いに歓迎すべきであろう.
もっとも病院が良い医療を効率的に提供することはごく当たり前の話である.したがって病院機能についての適切な評価を受けることは必要なことであり,病院にとっての義務とも責務とも考えられる.
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