看護教育研究
孤独感からみた現代医療系大学生の人間関係の実態
宮坂 美帆
1
,
日下 和代
2
,
叶谷 由佳
2
,
中山 栄純
3
1東京医科歯科大学医学部保健衛生学科
2東京医科歯科大学医学部保健衛生学研究科
3石川県立看護大学基礎看護学
pp.1116-1121
発行日 2001年12月25日
Published Date 2001/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902664
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はじめに
一般に,組織における人間関係は,その組織の目的ないし機能を遂行するための潤滑油と見なされることが多い.
医療専門職は,職務を遂行するにあたって,患者の心理状況に応じた対応が求められる.また,現在は特にチーム全体で技術や知識を提供するというチーム医療のなかで能力を発揮していくことが求められ,人間関係の築き方は重要な要素である.したがって,これから医療専門職を目指そうとしている医療系大学の学生を対象とし,各個人の人間関係の築き方を明確にすることは重要である.
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