特集 フィジカルアセスメント
第2章 どのように実践につなげるか
日米の比較からフィジカルアセスメントを考える
三笘 里香
1
,
山内 豊明
1
1大分県立看護科学大学
pp.944-949
発行日 1999年11月30日
Published Date 1999/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902159
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はじめに
フィジカルアセスメントについて教育科目として取り組んだのは,2年前に大学教育の現場に移ってからである.筆者の一人である三笘は,1年前に米国で行われたフィジカルアセスメント研修に参加したのが最初であり,そして,再び米国へ1か月間行き,ヘルスアセスメントに関する教育について学ぶ機会を得た.一方,山内は,米国の看護事情の中でヘルスアセスメントに関する教育について研修視察等を行ってきた1,2).
それらから,米国におけるヘルスアセスメント教育について整理し,それを基に日本のフィジカルアセスメントの現状と今後について考えてみたいと思う.
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