調査研究
テュートリアル教育の評価方法の検討―ピア評価の妥当性について
辻川 真弓
1
1三重県立看護大学
pp.384-389
発行日 1999年5月25日
Published Date 1999/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902068
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はじめに
問題立脚型学習Problem Based Learning1,2)(以下PBLと略す)やInquiry Based Learning3-5)(以下IBLと略す)をはじめとするテユートリアル方式の看護教育が盛んになっている.しかしながら評価方法についてはいまだ確立したものはなく1,2,5-8),評価方法に関する早急な方策が必要である.
その評価においては,単元の目標がどのくらい達成できたかを評価する到達度評価のみならず,各学生の学習過程そのものを評価していく必要がある.学習過程の評価は,教師による一方向的な評価だけでなく,自己評価,グループメンバーからの評価も重要な評価と成りうる.
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