特集 現場に身を置く―実習の新しい試みから
学生の実習体験から看護を学び伝える―小児看護学実習で学生が学んだこと
西元 勝子
1
1滋賀医科大学医学部看護学科
pp.106-109
発行日 1999年2月25日
Published Date 1999/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902014
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昨年も10月に3年生の領域別看護学実習がスタートした.本学の小児看護学実習は135時間(3週間)3単位である.学生は5~6人のグループで実習する.実習は健康な子ども(保育園2日間)から開始している.続く大学附属病院小児科病棟での健康障害の子どもの実習は,1週目の木曜日に教官が患児紹介をした後に,学生グループで話し合って受け持ち患児を決める.
受け持ち患児とは金曜日の午後に初対面し,チャート等による情報収集を行う.直接患者ケアを行う本格的な実習は,2週目の月曜日から3週目の木曜日までである(表参照).
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