特集 病院と看護学校
看護学生と実習病院
磯西 加津子
1
1国立大阪病院婦人科病棟
pp.46-47
発行日 1976年6月1日
Published Date 1976/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205924
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昭和42年11月30日付で現行カリキュラム(新カリキュラム)に切り替えられ,以来8年を経過し,第1回卒業生も6年目を迎えた.看護教育の全教科課程の約2分の1が実習である.臨床実習の重要性を痛感し,その優劣が将来の看護婦の資質にも関連してくる.最近,各地で看護学校が増設されているが,ここで問題になるのは実習施設である.
実習施設をもつ学校,実習施設を持たず他施設に実習を依頼している学校などがある.臨床指導者も専任の臨床指導を持つ施設,兼任している施設,特にもたない施設などさまざまである.実習病院に指定された施設は一校に止まらず,数校の看護学生実習指導を引き受けなければならない現状ではないだろうか.
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