特集 教員として育つために
学校単位で教育上の悩みを共有するグループワークを実施して
小泉 京子
1,2
1社団法人山梨勤労者医療協会
2共立高等看護学院
pp.262-266
発行日 1998年4月25日
Published Date 1998/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901808
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看護基礎教育では,専門的な知識・技術の習得はもちろんのこと,人間としても自らを変革させ得るような教育活動が展開されなければならない.看護を学びながら人間として育っていく過程には,学生の主体性の発揮が求められる.学生がいきいきと学べていてこそ,よい教育実践ができているのだと考える.
本校では,到達目標ばかりにしばられず,学生たちがのびのびと仲間の中で成長し合うように願い,教育活動を展開してきた.しかし,実際には今日の学生の変化も相まって,理想とする教育と教育の実態とのギャップが大きく感じられた.
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