調査・研究
血圧測定方法に関する一考察
塚原 浩子
1
,
古屋敷 明美
2
,
杉本 吉恵
1
,
納多 美穂子
1
1広島県立広島看護専門学校
2広島県立三次看護専門学校
pp.174-177
発行日 1995年2月25日
Published Date 1995/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901066
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はじめに
血圧測定は一般的に上腕で測定され,血圧計のゴム管が肘窩部になるようにマンシェットを巻く方法(以下末梢側という)がとられている.その理由は,ゴム嚢とゴム管の屈曲を防止するためである.
しかし,この方法ではゴム管が聴診器に触れることによって雑音として聴取することがある.そのためゴム管を肘窩と逆方向にくるようにマンシェットを巻く方法(以下中枢側という)で測定する場合もある.
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