調査・研究
新卒看護婦のリアリティショックに関する研究―大学病院に就職後の1年4か月間について
太田 にわ
1
,
近藤 益子
1
,
難波 純
1
1岡山大学医療技術短期大学部看護学科
pp.168-173
発行日 1995年2月25日
Published Date 1995/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901065
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- サイト内被引用
はじめに
リアリティショックとは,数年間の専門教育を受けた後,実社会で仕事をした時まだ準備できていないと感じる新卒専門職者の現象や特定のショック反応であり,これが新卒看護婦の定着率が悪い原因の1つになっていると指摘されている1).今回,医療内容の進歩がめまぐるしく看護内容も多様化している大学病院に就職した新卒看護婦にとって,どのようなことがリアリティショックの要因になっているのかを明らかにするため,職場で遭遇する困難と離職願望との関連で検討したので報告する.
Copyright © 1995, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.