特集 続・新カリはどういかされたか
新カリキュラムの今後の動向―中心課題と大学化について
藤村 龍子
1
1慶應義塾看護短期大学
pp.491-499
発行日 1993年7月25日
Published Date 1993/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900607
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問題の所在
今回のカリキュラム改正は昭和42,43年の看護婦,46年の保健婦,助産婦の改正以来,20余年の歳月を経て,看護教育への展望を示したものであった.
昭和40年代の改正は看護学の体系に基づいた科目構成つまり,学際的カリキュラムの影響を受け,看護の専門科目を基礎看護学,成人看護学,小児看護学,母性看護学を柱として従来の疾患別看護の体系から,変革を意識したカリキュラムであった.
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