連載 できることをできるだけ 臨床からのメッセージ・6
「はじめて」への挑戦(前編)
小笠原 望
1
,
藤田 悌子
2
1高松赤十字病院神経内科
2小野市民病院
pp.444-445
発行日 1993年6月25日
Published Date 1993/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900595
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泉さんの申し出
在宅で人工呼吸器を使う進行性筋ジストロフィー症の泉岳志さんが,退院の日に病棟スタッフに色紙を贈ってくれた.その色紙にはこう書かれていた.
1992年10月21日に入院してから,100日以上というもの,いろんなことがありました.泣いたり,うろたえたり,神経質になったり,エゴ丸出しのかっこ悪い姿を看護婦さんたちに見せました.
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