連載 できることをできるだけ 臨床からのメッセージ・7
「はじめて」への挑戦(後編)
小笠原 望
1
,
藤田 悌子
2
1高松赤十字病院神経内科
2小野市民病院
pp.526-527
発行日 1993年7月25日
Published Date 1993/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900613
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香川県で初めて,在宅で人工呼吸器を使う泉さんは,予定を大幅に狂わせながらも徐々に元気になってきた.泉さんの呼吸がほとんど止まった大騒動の夜からは,私たち医療者との距離も縮まってきた.
予定外のことはこれで終わらず,人工呼吸器のトラブルであわてて機種を変えたこともあった.それでも,年が改まってやっと人工呼吸器に慣れた泉さんに,普段と変わらない日常生活が戻ってきた.
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