特集 感性を育てる特別教育活動
特別教育活動の意義と実践―文化講座,特に演劇を中心に
中山 浄
1,2
1東邦大学医療短期大学
2ドクター劇団「さんし座」
pp.171-175
発行日 1993年3月25日
Published Date 1993/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900541
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2本の看護婦映画から
最近相次いで,病院を舞台にした映画が上映されている.特に看護婦を主人公にした日本映画で評判の高いものが2つあった.東宝系『ナースコール』と松竹系『復活の朝』だ.
薬師丸ひろ子,松下由樹が大学病院の看護婦として活躍するのが前者.後者は大竹しのぶが病棟婦長として大学教授と癌告知問題で対立するテーマを主流に,和久井映見の新人看護婦をからませている.この2作に共通していることは,原作者が看護婦経験者である点だろう.
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